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京都は、今や社寺仏閣を巡る地ではない。
走るところである。
一昨年は、伏見稲荷からの東山を走った。比叡山は、なぜ「ひえいざん」というのか理解した。銀閣寺横から登り始めると、その激坂に思わず「ひえ~」とうなってしまうからだ(自論展開)。
昨年は、鯖街道を走った。京の都の奥山をしみじみと味わうことができた。
そして、今年は「北山」のトレイルランに参加した。

一人旅
金曜日、新幹線で京都に向かう。
たまには一人旅もいいもんだ。
お約束の缶ビール+文庫本+列車は、実にシアワセである。
今回は旅に焦点を合わせ、選んだ本は「大黒屋光太夫」(吉村昭著)。「おろしや国酔夢譚」でも有名な実在の物語である。難破・シベリア横断そして命がけの帰国。まさしく旅はトラブルの連続。

ユースホステル
ユースホステルに泊まるなんて何十年ぶりだろう。洛西にある宇多野ユースホステル。
外国人ともちょっと話したりして、その国際性がおもしろい。
中庭でトレイルランニング講座があったので、聞いた。
ランの基本の一つ、肩甲骨を使った走りというのが特に勉強になった。
講師は熱い熱弁をふるっくれる。しかし、外気の寒さに耐えかね食堂に避難。
テレビではCSでドラゴンズの勝利を報道。「あれー、勝っちゃった」と嬉しい誤算に少々喜ぶ。

嵐山
翌日早朝、雲ひとつない快晴!思わずニンマリ。
バスで嵐山に移動。
紅葉は絶景ということだが、本日の葉はまだ緑一色。
周辺の道路は細く、他人様に迷惑はかけられないので、80人程度を一団として時差スタート。
私は、申し込みが遅かったので、最終グループ発となってしまった。最初グループとの差は、いきなり30分近い・・・が、特に気にすることなし。

清流
朝の京都を走るのは、実に爽快。
落柿舎横通過。しばらくは舗装道路のラン。
化野念仏寺から峠を越えて2kmも進まないところで、とても美しい渓流となった。アマゴがいる気配。京の都からこんなに近くに美渓があるとは、あなどりがたし京都(藤田調べ)。
しばらくは、渓谷沿いの散策路を走る超快適な区間。
やがて、高雄通過。

山中突入
高雄からは、いよいよ山の中に入る。
林道をテクテクと走る。ときおり舗装路なんかも交えて走る。
北山杉の登山道、広葉樹の登山道・・・と、めまぐるしく景観は変化する。
氷室神社横を通過。腹が減ってきたので、持参のおにぎりを食べながら歩く。氷室の山里には、秋の日だまりに座り農作業にいそしむオバアがいたりして、「あ~、にっぽん」としみじみつぶやく。

最後の激下り
コースは一旦車が通る車道に出た後、向山というところに登り返す。
息を切らせて登りきると、しばらくは比較的平坦な山道。こういう区間は実に心地よい。
さて、本日のランもいよいよ終了が近づいてきた。
夜泣峠から貴船口への急激な下りが待っていた。
清少納言がレディースを率いてコーナーを攻めたとの逸話が残るカーブが続く(ウソピョ~ン)。
急激な下りに、左ひざに違和感が出てくるほどの負荷を感じた。
車道に出れば、あとは2kmほどをトボトボと走り鞍馬寺に向かえばよい。
距離は30km。タイムは4時間程度の楽しいトレイルランだった。
                  
2012.10.21 Sun l 2012 l コメント (0) l top

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