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【マラニックコースから見る、左から兎岳・聖岳・上河内岳】

炎熱の満腹ラン   
マラニックとは、マラソン+ピクニックの造語である。要するに、走るピクニック。
南アルプスの麓、旧南信濃村(現飯田市)で開かれた「遠山郷マラニック55km」に参加してきた。
遠山郷を流れる遠山川をたどれば、聖岳登山口となる位置関係である。

早朝6:30スタート。
スタート前の、開会式では衝撃の事実発表あり。主催者発表「実は、今回のコースは55kmではなく58kmと分かりました」参加者一同からどよめきが起こる。が、みなさんの表情はほとんど笑い。衝撃ではなく、「笑撃」の発表であった。どっちの距離が正確かなどということはどうでもよい、のんびりした雰囲気が実によい。

ゆっくりと走り始め、第一エイドへ。ここでは、つきたての餅をいただく。実にウマイ!走るピクニックとして、上々の滑り出しである。
ちなみに、この後、エイド(給食地点)は14ヶ所も続く。
第二エイドでは、滋養強壮飲料として熊の胆ジュースをいただく。にがい!が、効きそう。何だか、走る方のエネルギーではなく、別方面の精力が増したりしそう。

こうして、素朴な遠山郷の皆さんが実に温かいおもてなしをしてくれる、心温まるランが続く。

龍淵寺エイド、ランナーの皆さんは本堂でご焼香お願いしますとの指示あり。何で焼香?と考える思考能力は、暑さでまいり始めたボンクラ頭には、すでになく、言われるまま焼香。ただ思った。この炎熱ランでは、焼香される側になりかねない!

地元名産の饅頭があるエイドは、これまたよかった。猪ナベのエイドもよし。
何だか食べてばかりみたいだが、実際にその通り。その極みが、「天空の里」あるいは「信州のチロル」と評される下栗の里の大エイド。ここでは、里の皆さんによる手作り料理が大量に振舞われていた。さすが、天空というだけあってヘアピンカーブ連続の激坂を上ると民家の軒先に、宴会場並みのエイドがあった。ドカッと腰を下ろし、ビールをグビグビやっているランナーもいる。ビール好きの私でさえも、腰を引く豪傑がいるものである。ビールを飲んで走れるのだろうか?

さあ、そんな他の人の心配をしていられない。いよいよ炎熱の度合いが高まったランは、正午近くなり過酷さを増してきた。まさしく、頭がボーッとしてくる。

ゴールまで、あとわずかの熊野神社エイドで、「安全走行」の祈祷を受ける。
スタートして8:08、ようやくゴール。
苦しかったが、楽しいランだった。
ゴール地点の「かぐらの湯」でまったりした後、満ち足りた気分で家路についた。
2011.09.24 Sat l 2011 l コメント (0) l top

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