冒険心・解放感・挑戦心そして驚きと発見

【ありがとうゆかいな沢ノボラー】

天気/終日曇り
タイム/1:15中津川-6:30ゴミキ谷出合近くP-11:00ゴミキ谷源頭コル-13:00鹿ノ子滝-16:30P-22:30中津川

残された秘境
もうちょい進めば和歌山県になる、三重・奈良県境の台高山脈。
活発な造山活動によるものだろうか、あるいは大量の降雨によるものだろうか。
急峻な角度でそびえたつ山々と、数限りなく流れる谷の数がハンパない。
尾鷲市から西進し、奈良県にある沢に行ってきた。
驚きの地形が展開するここは、私にとってはまさに「秘境」。

沢登り
今回は、ゴミキ谷を遡行。
開始直後に出現した20m滝は、さすがにザイルが必要。
しかし、安心・安全の師匠が確実にリードしてくださるので、本当にありがたい。
あとは、これはマイッタ!という「災難」はなく、無難に通過できた。
水が涸れ、源頭となると顕著なコルに到着。

沢下り
さて、そこから隣の滝谷に進む。
「沢下り」の始まり。
初めてすることなので、ドキドキである。
とにかく、慎重な一歩一歩を心掛ける。
滑滝の下りはツルツルしてイヤな感じがするものの、何とか行けるものだ。
しかし、最後に待ちうけていたのが鹿ノ子滝90m。
落ち口からは下がまったく覗けない、気の遠くなる高度感!
右岸を懸垂下降することにする。
まずは、下降開始地点を決めるべくトラバース開始。
足下には樹木があるものの、その下は滝から続く垂直の岩壁帯。
奈落の底!
コケたら絶望!
慎重に一歩一歩を進める。
師匠は、進退窮まる岩壁帯はないと判断される箇所を巧みに見つけられ、下降に移る。
その手際よさは、毎度のことながら恐れ入る。
4回の懸垂下降を繰り返し、ようやく舗装路に降り立てた。
少年のような冒険心・憧れの解放感・爽やかな挑戦心、そして未知への驚きと発見。
今回の沢登りも、実に実りあるものだった。

2017.06.25 Sun l 2017 l top