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遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん

ルート/三重県南部の北山川水系大又川西ノ谷沢登り
天候/終日快晴(この日の熊野市最高気温29℃)
タイム/中津川1:40-西ノ谷入渓点6:30@700-出渓点15:30-P16:30-中津川22:30

台高山脈(だいこうさんみゃく)
三重県を南下する車中から、熊野古道に誘う看板を見る。
神々の領域なんだなぁ~。
位置的には大台ケ原の南に位置する西ノ谷の沢登り。
未知の山域、未知の谷にワクワク感が高まる。

いきなりの泳ぎ
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【両岸狭まったゴルジュで泳ぐ】

車止めから少々歩いて、伏流している河原を進む。
水が流れ出したと思ったら、写真のようないきなりの泳ぎ。
盛り上がるぜぇ~。
雨具を持参するように師匠からご指示があった意味を、ようやく理解する。
保温のためだったのだ。
水に全身入るに際しては、雨具なしではたまらん寒さになることを「体」で実感。


超えられるのか?
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【マジッすか!どこから、この滝超えるんすか!】

沢登りというのは、次々に現れる関門(「災難」ともいう)を突破するゲームのようでおもしろい。
45m大滝出現!
どうするのだ???
心細く悩んでいると、師匠は右岸(写真では向かって左になりますな)の丸っこい岩を巧みに超えられ、苦もなく登路を確保してくださった。
そして、これまた巧みに滝落口にまさしく「神の右上バンド」とでも呼びたくなる絶妙の登路を発見してくださった。
これは、熊野権現のご加護であろう。
登山に対する師匠の真摯な態度は、日頃から尊敬の念を禁じえない。
そのすばらしさに、神は微笑んだことを確信。
遠目には「何じゃこりゃ~」の滝も、師匠のおかげで高巻きせずに突破!


またまた大滝登場
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【またもや試練の超特大滝】

最後に現れる蛇ノ目滝60m。
これは、さすがに高巻きせねば超えられない。
右岸に踏み跡がある。
しかし、師匠はあえてそれを無視して、人跡未踏なのではないかと思われる岩場地帯に進まれた。
「山」というのは、まさしく大人の「遊び」そして「戯れ」であると我々に示してくださった。
人に自然に迷惑をかけないのなら、自由に遊び戯れようではないか!
油っぽい小葉の堆積に足をツルツル滑らせて、そして顔を引きつらせて、私は師匠が伸ばしてくださるザイルにすがるのみ。
どれだけ時間がたったのだろうか。
ようやく右岸から流れ込む支流に降り立った後、本流へ戻ることができた(安心感・・・)。
あとは、さしたる難関もなく遡行を続け、やがて林道を無事に下山することができた。
沢登りは、おもしろい!
2017.05.22 Mon l 2017 l top