気合のクライミング

【晩秋の錫杖岳前衛壁】

タイム/中津川3:30-美濃加茂4:30-中尾高原口P8:00-左方カンテ11:30-終了15:00-中尾高原口P19:30-23:45美濃加茂-1:00中津川
メンバー/藤田、他5名
天候/今年一番の無風快晴

晩秋。
中尾高原口あたりは、思わず息を飲む紅葉の絶景。
すがすがしい空気の中、とぼとぼ登山道を歩くと、ほぼ紅葉が終わった前衛壁があった。
今回めざす左方カンテは、写真中央の大きな長方形状ピークの左に沿うルート。
絶好のコンディションの一日が始まった。

DSCF2246_convert_20141026112040.jpg
【気合!気合!】

前衛フェースは、ますますゲレンデ化が進んでいるようだ。
我々がいるルートのすぐ右では、気合!の絶叫が木霊し、写真のようなすごいクライミングをしている人たちがいた。
ザイルが壁から完全に離れている傾斜が分かりますね。
今や、錫杖には人工登攀とい登り方は存在しない。
アプローチはやや遠いものの、現代的クライミングの場となっている。
左方カンテは、下部3ピッチは完全にボルトやハーケンが撤去され、ナチュプロ(ちょいとした道具を使う)となっている。
また、上部ピッチも残置されたボルト類はきわめて数が少ない。
残置ボルトやハーケンをたどっていけば、おのずとルートは分かるということがありえない。
トップにはルートを読む目、ナチュプロのセットが要求される。
そんな「冒険的クライミング」の場が、今の錫杖だ。

DSCF2244_convert_20141026112013.jpg
【3pビレイ点で望む穂高連峰】

安定したテラスなどでは、本当にこれでもか!というぐらいに穂高の絶景を堪能。
予定の15:00になったので、あと2ピッチを残して本日のクライミング終了。
左隣の「注文の多い料理店」ルートをたどって2回の懸垂下降で地面に下り立つ。
この「注文の・・・」ルートを下りながら、当然、ルートを観察。
私は、再度、ここを訪れて「注文多いなら、ぜんぶ返したるでぇ、やったるぜぇ~」と若干の恐怖感とともに「注文の・・・」ルートを登る決意をした。
                              [藤田・記]
2014.10.26 Sun l 2014 l コメント (0) l top

コメント

コメントの投稿