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雪の何たるかを恵那山で学ぶ
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【微風快晴、絶景の尾根をたどる】

参加者:5名

12月29日(土)
コースタイム 6:00川上恵那神社P~15:30頂上小屋手前200m付近

5:00今回のメンバーが定刻どおり市役所集合。6:00川上恵那神社をスタートできた。まだ、ヘッドランプが必要な時間帯。
トコトコと林道を2kmほど歩くと、正ヶ根谷対岸に前宮道登山口がある。
よく整備された登山道を黙々と登る。
小さな沢(対東沢)を対岸に渡り、本格的な急登が始まる。
標高1500mを過ぎたあたりから、ようやく足下に雪が現れる。
歴史を感じさせる中の小屋跡の平らは広い。積雪はまだ数cm。テント泊可能。
標高1801mの八右門の頭を越えたあたりから、本格的な雪道となる。
古(いにしえ)のトレールランナー?役小角像前通過。
ここからの尾根道が、このコースの佳境である。
根の上高原の湖が間近に見えるのはこのコースならではの絶景。
名古屋の街も遠望できる。
北方に目をやれば、御岳・乗鞍岳・槍穂高岳。
微風快晴、春のような暖かさ、超絶好の天候。前日の雨でしまっている雪。実に快適な登山。
スムーズすぎて、ふと思う。
「山」らしくない!
これでは、雪の何たるかを学べないではないか!
しかし、それも杞憂に終わることが頂上稜線に近づくあたりから判明した。
頂上稜線直下の平坦地あたりからきついラッセルが始まった。
積雪はおよそ80cm程度、ところによりそれ以上。
成瀬くん・宮下くんの奮闘で前進を図るも、とたんにスピードダウン。
今回は雪とたわむれるため、あえてスノーシューズを持参しなかった。ズブズブと足がもぐる。
腰あたりまである積雪は、前進を困難にすることを参加者一同学ぶことができた。
頂上稜線末端に到達して、さらにスピードダウン。
12月末にも関わらず、この標高で0℃を超えているらしい。木に積もった雪が解けて、雨のように降ってくるのには閉口した。
ようやく神坂道分岐を通過した後も、長い長いラッセルが続く。
GPSで調べれば頂上小屋までかなり接近していることが分かる。
タイムリミットとしていた15:00を30分オーバーして、頂上小屋まであと200mの地点でこれ以上の前進はやめるべきと判断。
よくここまで来たとお互いの健闘をたたえつつ、テント場の準備をした。

12月30日(日)
コースタイム 8:15テント地~13:00川上恵那神社P

夜半、風の音がうるさい・うるさい。
おまけに雨音。
夜明けに起床して、夕べ到達できなかったキムチ鍋ラーメンで朝ラー。
出発時は小粒の雪だったのが、徐々に雨に。
憂鬱な雨、長い長い下山だった。
登りの時にはほとんど感じなかった標高差1400mが身にしみる。
全身ずぶぬれ。
たまらん、たまらんと念じながら下る。

ザックの中身を全部出し、ありとあらゆる物を干した後、このブログを書いている。

<参加者感想>
◆1日目の好天の下の絶景は、初めての雪山の贅沢なご褒美でした。雪の多い地方で生まれ育ったので、雪の中を歩くことはなんだか懐かしい感じがしてよかったです。登りはやっぱりきつかったですが、下りはスキーをしている感覚で何回もコケながら楽しく歩けました。それと、雪の中でのおトイレタイム・・・開放感にあふれていました。
懺悔がいくつか。
テントやガス、ふんだんな食料とアルコール。これらの重い荷物を全く持たずに歩かせてもらい、何とも申し訳ないです。ラッセルも全部重い荷物を持った若者2人にやってもらい、本当に申し訳ないです。ちょっとでもやらせてもらえばよかったなと反省。
また、山頂手前の平坦な樹林帯で赤テープを見失ったとき、私の幻覚(?)でルートを外れさせてしまい、大きくタイムロスになってしまいました。あれがなければ、山頂小屋まで行けたかもしれないと思うと、またまた申し訳ない思いです。隊長の「順調すぎるときは何かある」は実はこれだったかも。[40代女性]
◆初めての雪山テント泊本当に楽しかったです。雪の上に寝る!?という心配はすべて払拭され、快適でした。今までは半分しか登山を知らなかったと感じました!そして、恵那山から名古屋の街が見えてビックリ!周りの山々もくっきり!!冬山はすごい!皆さんのサポートに本当に感謝してます。[50代女性]
◆もう年末なのに、今シーズン初の雪山でした。
 最初はまったく雪がなくて順調に登っていったものの、1800mを過ぎたあたりから雪が出てきて、深いところでは腰まで潜りました。湿って重たい雪です。一気にペースダウン。トレーニングのつもりでトップを行くも、頂上稜線あたりで宮下さんに交代。しばらくすると復活したのでまたラッセル。結局、9時間半の行動時間の半分は雪との格闘でヘトヘトになりました。最高点まで行きたかったですが、この雪ではまだしばらくかかりそう。あまり悔いは残らず、頂上稜線にテントを張りました。
 翌日、トレースのついた道は前日とは雲泥の差。まったく苦労することなく歩くことができその違いを実感するとともに良い勉強とトレーニングになりました。
 年末の恵那山、この時期にはほとんど誰も登らないであろう前宮ルート、重荷を背負ったテント泊、トレースのない道での雪との格闘・・・とても地味で泥臭くて、良い登山になりました。ここのところフリークライミングばかりでしたが、今回で脚力も少し戻り、次の山へ向けて身体の準備が整い始めたようです。1月は積極的に山に入りたいと思います。[20代男性]
◆こんなひどい靴擦れは記憶にありません。両足ともかかと上がズルむけです。試しに纏足(てんそく別名クライミングシューズ)を履いたら、思わずグォーの拷問的痛さです。1月3・4日の伊豆城山クライミングを楽しみにしていたのに・・・無念のキャンセル。前宮ルートの長さと重荷に、我が足皮は耐え切れませんでした。[50代男性]
2012.12.30 Sun l 2012 l コメント (0) l top

【どうやら登山口はここのようです】

 午後、ちょっと時間ができたので恵那山前宮道に走りにいった。
 12月下旬、会の皆さんとここを登る予定なので、ペナント付けと偵察も兼ねて。
 
 川上の恵那神社Pに駐車。
 とぼとぼ、林道を進む。真っ紅に紅葉した落ち葉に風流を感じる。晩秋の空気が心地よい。
 二つ目の堰堤横に登山道の表示。
 本格的な登山道が始まる。
 中津川市街地から6km程度の至近距離に、こんなにもすばらしい登山道があることに感謝!

 今回の私の装備の特徴は、クマ鈴・高度計・GPSの三つ。どれも実に心強い道具。
 とても手入れの行き届いた登山道が続く、感謝・感謝・感謝!

 ほんわかした秋の日差しの中、ペナントを付けつつトコトコ登る。
 広葉樹林が所々にある。明るく開けた青空が心地よい。
 雪が積もったときを想像しながら、判断に迷いそうな地点にペナントを付ける。
 標高1300mあたりで、25m持参した赤テープを使い果たす。
 地図を見れば、ここから先は尾根を忠実にたどればよさそう。
 だから、進路に迷ったなら「上へ上へ」と単純明快なルート取りで正解だろう。

 そして、さらに別件ですが!
 何と、今回は懸案であった積雪期用テント購入済み!
 超豪華版!エスパース6~7人用!
 このテントの特長は、透湿性にあり。
 テント内の水蒸気を即座にテント外に出してしまうので、結露とかの不快感ほとんどなし。
 つまり、テント内は壁も空気も常に乾燥状態のまま!という快適空間が実現してしまうのだ。
 このテントを、12月下旬のこのルートの登山で初使用予定なのである。
 新品の香りは、えもいわれぬ感動を我々にもたらすであろう。
 しかし、そこで調理されるものはキムチ鍋であろう。それもニンニク臭ふんだんの。

 さて、このルートの標高差は約1400m。恵那山に登るのには少々マニアックなルート。
 会の皆さんと冬に登れるのを楽しみにしている。
                     
2012.11.24 Sat l 2012 l コメント (0) l top

【プロの登り】

 私にはクライマーとして極めて致命的な腰の持病が三つある。難病たるがゆえ、その根本的治療は困難を極めている。
 一、「逃げ腰」クライミングに向かう朝、発症しやすい。
 二、「および腰」取り付きからルートを見上げたとき、発症しやすい。
 三、そして、これが最も悩みの種である「へっぴり腰」。核心部になると発症しやすい。
 これら難病を克服できないため、私はいつまでたってもヘボクライマーである。
 今回は、プロクライマーを招いて、笠置クライミングエリアで講習会があるというので参加した。KCC主催。
 さすが、プロ!鑑賞に値するムーブの連続と、拝聴するに値する語りに目も耳も奪われた。
 私はといえば、前述三つの腰の持病が合併症として現れ、いかんともモチがあがらない。プロの登りと語りに満足してしまい、ほとんど登らずにいた。まあ、耳学問にはなったかなあ~。
                    
 
 
2012.11.04 Sun l 2012 l コメント (0) l top
京都は、今や社寺仏閣を巡る地ではない。
走るところである。
一昨年は、伏見稲荷からの東山を走った。比叡山は、なぜ「ひえいざん」というのか理解した。銀閣寺横から登り始めると、その激坂に思わず「ひえ~」とうなってしまうからだ(自論展開)。
昨年は、鯖街道を走った。京の都の奥山をしみじみと味わうことができた。
そして、今年は「北山」のトレイルランに参加した。

一人旅
金曜日、新幹線で京都に向かう。
たまには一人旅もいいもんだ。
お約束の缶ビール+文庫本+列車は、実にシアワセである。
今回は旅に焦点を合わせ、選んだ本は「大黒屋光太夫」(吉村昭著)。「おろしや国酔夢譚」でも有名な実在の物語である。難破・シベリア横断そして命がけの帰国。まさしく旅はトラブルの連続。

ユースホステル
ユースホステルに泊まるなんて何十年ぶりだろう。洛西にある宇多野ユースホステル。
外国人ともちょっと話したりして、その国際性がおもしろい。
中庭でトレイルランニング講座があったので、聞いた。
ランの基本の一つ、肩甲骨を使った走りというのが特に勉強になった。
講師は熱い熱弁をふるっくれる。しかし、外気の寒さに耐えかね食堂に避難。
テレビではCSでドラゴンズの勝利を報道。「あれー、勝っちゃった」と嬉しい誤算に少々喜ぶ。

嵐山
翌日早朝、雲ひとつない快晴!思わずニンマリ。
バスで嵐山に移動。
紅葉は絶景ということだが、本日の葉はまだ緑一色。
周辺の道路は細く、他人様に迷惑はかけられないので、80人程度を一団として時差スタート。
私は、申し込みが遅かったので、最終グループ発となってしまった。最初グループとの差は、いきなり30分近い・・・が、特に気にすることなし。

清流
朝の京都を走るのは、実に爽快。
落柿舎横通過。しばらくは舗装道路のラン。
化野念仏寺から峠を越えて2kmも進まないところで、とても美しい渓流となった。アマゴがいる気配。京の都からこんなに近くに美渓があるとは、あなどりがたし京都(藤田調べ)。
しばらくは、渓谷沿いの散策路を走る超快適な区間。
やがて、高雄通過。

山中突入
高雄からは、いよいよ山の中に入る。
林道をテクテクと走る。ときおり舗装路なんかも交えて走る。
北山杉の登山道、広葉樹の登山道・・・と、めまぐるしく景観は変化する。
氷室神社横を通過。腹が減ってきたので、持参のおにぎりを食べながら歩く。氷室の山里には、秋の日だまりに座り農作業にいそしむオバアがいたりして、「あ~、にっぽん」としみじみつぶやく。

最後の激下り
コースは一旦車が通る車道に出た後、向山というところに登り返す。
息を切らせて登りきると、しばらくは比較的平坦な山道。こういう区間は実に心地よい。
さて、本日のランもいよいよ終了が近づいてきた。
夜泣峠から貴船口への急激な下りが待っていた。
清少納言がレディースを率いてコーナーを攻めたとの逸話が残るカーブが続く(ウソピョ~ン)。
急激な下りに、左ひざに違和感が出てくるほどの負荷を感じた。
車道に出れば、あとは2kmほどをトボトボと走り鞍馬寺に向かえばよい。
距離は30km。タイムは4時間程度の楽しいトレイルランだった。
                  
2012.10.21 Sun l 2012 l コメント (0) l top
参加者/3名
天候/午前中は雲ひとつない快晴、午後は高曇り
コースタイム/10:00P6取り付き-13:00終了点-15:00藤内小屋

四日市ICあたりは「お約束」の渋滞区間。
今回は、朝っぱらから早くも何じゃこりゃの渋滞。一つ手前の四日市東ICから下道を走る。そんなこんなで、前尾根取り付き着が大幅に遅れてしまった。
本来のスタート地点であるP7から登っていたのでは終了が夕方になる可能性大。
やむなくP7はすっ飛ばし、P6から取り付く。
5月に登ったときは終始セカンドで、気分ラクチンだった。
今回は、トップを引き受け、アドレナリン大量放出。

P6はリッジにルートを取る。
登り始めで体が岩になじまない。ヌンチャクをつかんだりしてチョンボ。

P5はノーマルルート。
やさしいⅢ級で、快適に登る。
ビレイ点では「きれいな青空だなー」と高く澄んだ秋の青空を見上げる余裕が出てきた。

P4は凹角ルート。
ランニングビレイ用の支点が乏しい。
フレンズを持参してよかったなあと、しみじみ思いながら快適に登る。

P3はAスラブをあっけなく超え、Bスラブのやさしいカンテからチムニーへ。
この頃には、完全に体が岩になじんできた。
このチムニー登れるかな?と切ない気持ちで登り始めたものの、冷静にホールドを探すとちゃんといい所があるもんだ。バシッと態勢が決まると、快感!
最後のCスラブは左側を通り、裏に回りこむと超特大ガバホールドとスタンスで安心の終了点。
2012.10.14 Sun l 2012 l コメント (0) l top